今回もアウェイカー、徳久正喜氏、井上さゆり氏、アシスタント、中田千代乃氏のご指導のもと例会が行われました。
長い方では10連休にもなった今年度のゴールデンウィーク。
休暇が取れた方は、連休明けのなまった身体が整うように。残念ながら休暇が取れなかった方には、疲れをふっとばして明日からも頑張れるように!
という思いで今年度は5月に実施をしました。
今回もいつも見落としがちな自分の身体の様子にじっくり向き合えた時間だったと思います。
参加者の方の中には、アウェイカーの伝える姿勢をとるとビックリ!!目の疲れが取れたり、身体が軽くなったという方も。
自宅や職場でもぜひ継続して実践してみてくださいね。
次回6月例会は9日(木)に開催します。
海田 尚広氏による「福祉用具体験」です。
なお、毎週木曜日「グルメマップ冊子化会議」をふれあいセンターで行っています。
皆様の参加をお待ちしております。
「身体の動かし方と在宅における保清方法」という内容でした。
前半は、ユニ研会長でもあります理学療法士の下釜豊広先生が、寝たきりの方を起こす介助をするためには、まず、自分が起きるときどんなふうに体の関節が動いているのかを知ることが大事だということでした。
仰向けに寝転がって、普通に起き上がるときどうするのか、もしも片手が使えなかったらどうやって起き上がるのか、ベッドから落ちてしまった人をどうやって元に戻すのかなど、言われて初めて意識した自分の関節の動き。
それをふまえて介助をすると、あら、簡単!介助する側に全く負担がかからない。
福祉に係わっている人たちには当然のことでも、全くの素人は目からウロコがボトボト落ちる内容でした。
言われれば納得なのですが、そんなこと考えもしていなかったことです。
これはもちろん寝たきりの方にだけ使えるわけでなく、家族が骨折してしまったり病気になったりした時にも十分に使えます。
後半は、元看護師の中田千代乃さんから、仕事の経験やご家族の介護体験を活かした内容で、安全に入浴介助する方法と保清方法。
保清とは、体をきれいに保つこと。寝たきりの方の体を拭いたり、衣類の着脱などです。
冬場と夏場では、違うらしいのですが、今回は冬場のお話。まずは浴室、衣類を温めておくこと。ちょっとした工夫で介助される側も気持ち良く入浴できるということです。
ここで、中田Point.
介助者が軍手をはめて体を洗うと便利です。指の間などキレイに洗えます!使えそうですね。
最後のベット上での洗髪方法。これは驚きでした。
ベット上での洗髪は難しいのでは・・・と思っていましたが、身近なものを使って洗髪器が完成!
みなさんでアイデアを出し合い、身近な物を使っていかに工夫できるか試行錯誤されたそうです。
生活に身近なものが一工夫で便利なものに変身!!
「なるほど〜!」の連続でした。
介助される側も気持ち良く、介助する側も安全に楽にできる方法を学ぶことのできた例会でした。
とても素晴らしい内容で、あっという間の2時間でしたので、これを機会に定期的に行って欲しいとの要望もありましたので、来年度、ちょっと考えてみようと思います。今回は会員だけの参加でしたが、もっと広報してたくさんの方々にも参加していただければと思います。
あ、現在でも会員以外の方の参加、OKなんですよ。お時間のある方はなるべく早めに告知をいたしますので、ご参加ください。
「認知症あれこれ」講演会が開催されました
11月7日から12月5日まで、市民協働交流月間です。
NPOや市民活動団体の“市民協働”によるまちづくりについて、より多くの方に興味を持ってもらおうというPR月間です。
そこで、初日にユニ研では講演会を開催することになりました。
11月7日(日)10時〜12時までふれあいセンター研修室で「認知症あれこれ」という講演内容で千住博内科の千住晋先生と、佐世保市医師会訪問看護ステーションの越智幸代さんに講演をしていただきました。
今回の講演会は、2部構成で行われました。
はじめに千住晋先生に認知症の疾患、診断、治療についてお話をしていただきました。
後半は、越智幸代さんに認知症患者さんの看護・介護についてケアマネ・看護・介護の立場からお話をしていただきました。
最後に講師の2名の先生方が質問を受けてくださいました。
患者さん、介護者を親戚・地域などみんなで支えることの大切さ、また、介護者だけが抱え込まず相談できる環境を整えることの大切さなどを教えていただきました。
講演会には21名の方に参加していただき、市民協働月間のチラシを見て「認知症」に興味があるとのことで参加してくださった方もいらっしゃいました。
皆さん最後まで熱心にお話を聞いていらっしゃいました。
講師の先生方、また、本日参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
ユニ研次回の例会は11月11日(木)19時〜ふれあいセンター会議室にて「2010年HCR報告会」です。お誘い合わせの上、ご参加ください。
9月9日(木)19:00〜ふれあいセンター2階研修室でアウェイカー徳久氏、井上氏、本村氏、アシスタント中田氏から「自然な姿斉の斉えかた」という内容で例会を開催していただきました。
? 美しい姿勢になりたい!
? 慢性的なカラダの痛みや問題を改善・解消したい!
? 気品ある立ち居振るまいを身につけたい!
? スポーツ能力を向上させたい!
という目的をもったみなさんが、アウェイカーの声と自分の身体の声に耳を澄ませ、真剣に取り組みました。
アウェイカーの方から教えていただき、アウェイクしているところです。
皆さん、今回の目的である、アウェイク(自分自身で気付く)は達成できたでしょうか?
(ちなみに私は腰が入りすぎ前傾しすぎているそうです。アウェイクしました。)
姿勢とは見た目に美しいだけでなく、身体、心にも影響を及ぼしているそうです。
生まれながらに持っているととのえる力に気づき、自分自身で姿勢を斉えましょう!!
ゆっくりと身体を動かしながら自分の身体にじっくり向き合うことのできる時間でした。
さぁ、後は継続あるのみですよ!!
美味しいもの、楽しい会話が大好きなユニ研メンバー。
美味しい食べ物に舌鼓を打ちながら、お酒と一緒に楽しい会話が弾みます。
久しぶりに会えた方もいて、みんなで大盛り上がり。夏の暑さもふっとびました。
例会にはなかなか参加できないけれど・・・そんな方も大歓迎です。
次回は12月に忘年会を予定しています。
飲み会からの参加も歓迎です!!ちょっとのぞいてみませんか?
(実は私も飲み会から参加させていただいたメンバーです(*^_^*))
二次会はシダックスへ。
どんな夏フェスにも負けない、熱いライブが繰り広げられました。(^◇^)
こうしてユニ研の長い夜はまだまだ続くのでした・・・
9月の例会は9月9日(木)「自然な姿勢の斉えかた」ふれあいセンター
2階研修室にて19時から行います。
興味のある方はぜひ、のぞいてみてください。
講師:(有)三電 清水 氏
1月の例会で住宅改修事例検討をしましたが、そのときに提案があった『リフト』を早速勉強、体験しようとなりました。
平成17年5月の例会で取り上げて以来2度目の『リフト』はスリングシートの充実等、進化をとげていました。
「吊る・吊られる」をみんなで体験する中で学ぶことが多くありました。
前回の事例の障害児とお母さんにも参加していただき、具体的な検証もできました。
平成22年1月14日(木)
今回の事例は障害児のお宅です。
子供は大きくなっていく。親は年老いていく。
誰もが避けられないことですが、『ずっとこの家に一緒にいたい』という想いは変わりないことです。
その解決策を道具・住宅・制度を駆使して、ユニ研でプランを提案して参考にしてもらおうと知恵を出し合いました。
図面と動画を使い、1級建築士の田崎さんと理学療法士の下釜さんの説明を元に検討を加えました。
ユニ研よれば文殊の知恵・・・・を目指して。
ユニ研のメンバーである高浪さんは40歳の時、仕事中に転落され受傷。現在は車イスを使った生活をされています。
その生活スタイルを支えている住宅は全面改修されたものでした。
その施工前・施工後の流れも含めて図面と映像でご本人に紹介してもらいました。
考え抜かれた計画は高浪さんならではの内容でした。
新年度から始まったもろもろの法改正に関連付けた福祉用具についての勉強会を開きました。
講演の内容は、
1.新設された福祉用具JISマークについて。
新JIS規格の内容は?新JISにより、安全は担保されたか?事例に学ぶ真の安心・安全とは?
2.新型ベッド「和夢(なごむ)」シリーズの紹介。
医療・介護の現場にいる方々にとっては具体的なやり取りのある勉強会になりました。
また、機能と意匠を備えた真の意味でのデザインと、安全を再考する良い機会でした。
私立保育園マミーの衣川園長から「土に触れることの大切さを障害のある子供たちにも経験してもらいたい」とのお話を3年前にいただきました。依頼、今回で2回目となるバーベキュー会が開かれました。
緑の風の中、陽だまりや木陰で過ごすひと時はとても心地よく、参加したみんなの表情に自然の恵みを感じました。
『誰もが普通にいることが出来る社会』という当たり前のことを障がい当事者・マミーの園児・家族・ユニ研のメンバーが同じ時間と自然という贅沢な空間を共にして『ノーマライゼーション』を肌で感じる1日となりました。
食いしん坊、美味しん坊の集まりユニ研ならではの活動で、その食材や調理方法は年毎にみがきがかかって進化しています。戸外での食事はうまいんです。
『普通』に一緒になって楽しみたい方はご一報ください。
ご案内します。
講師:長崎国際大学人間社会学部社会福祉学科教授 浜崎裕子先生
ユニバーサルライフ研究会のメンバーでもある浜崎先生が『コミュニティーケアの開拓―宅老所よりあいとNPO笑顔の実践に学ぶ』を出版されたので、その内容を生の声で(文章には出来なかった裏話まで)話していただきました。
講演のキーワードは「コミュニティーケア」「看取り」「ケアの連続」「空間とケアの関係」でした。
一級建築士でもあり社会福祉学科教授でもある浜崎先生ならではの講演は「福祉」って何だろうという基本を改めて考える良い機会となりました。
まだ読まれてない方にはお勧めの一冊です。
宅老所よりあいの事例を通して一緒に考えましょう。
出版社は 雲母書房
お値段は 2,310円です。